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自閉っ子の成長を感じる時

本日、息子は防災学習センターへ
社会科見学に行きました。



すっごく楽しみにしていて
何日も前からソワソワしておりました。


夜までテンションがマックスで
ベットの上を飛び跳ねながら
ゲラゲラ笑ったり

歌を歌って
ずっとうふふな状態。


ご機嫌なのは良いのですが
12:00ぐらいまでそんな調子で
騒いでいるもんですから

娘が起きてしまわないかと
ひやひやしておりました。



でもそれも成長だよな、
ふとじんわり来ることも。

以前の息子は
イレギュラーな行事やお出かけは
とても怖くて

それが楽しい内容のものでも
蕁麻疹が出たり吐き気が出たり
緊張が止まらなかったのです。


それが今や
楽しみで仕方がないという様子
なんですから


それだけ受け入れる世界観が
広がったのだなと
感じています。


見通しも立てれるようになって
その場面もお友達と
楽しむような感性も育ってきて

思い出や経験を積み重ねる。


これって自閉っ子にとって
当たり前じゃないよね、
と感じます。


私は療育的な専門知識を
身に付けて
子供にそれを施していく事が
親の役目だと感じていた
時期がありました。

でもうまくいかない。

上手く進まない
自分と子供にまたイライラして

何で頑張れないのって
怒っていたこともありました。


で、ある時、腑に落ちたこと。

親の役目は
良いも悪いも「経験をさせてあげる」こと。


これが一番大切だよなって。


人は経験を積み重ねて
学習をしていくもの。
それが成長に絶対繋がっていく。

だから
私の役目はいろんな経験をさせてあげること
なんだと

感じてからは
無理に療育的なかかわりをせずに
もちろん特性は理解しつつ

私は親業に専念しようと思いました。


結果、
親も子も安定したんですね。

やっぱり成長って
数値とかじゃなくってそういった
何気ないことがスムーズにできた時に
一番感じるなと思いました。

空のお弁当箱が返ってくるのが楽しみです。



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